カリンバは細い金属棒を指で弾いて演奏するアフリカの代表的な民族楽器です。そのルーツは3000年ほど前に遡り、「親指ピアノ」「ハンドオルゴール」とも呼ばれ、雨を降らすためや病気を治すため、冠婚葬祭等、様々な場面でカリンバは演奏され、人々は祈りを捧げてきました。私がカリンバに出会ったのは、40数年前にフィリピンとタイに旅行した時でした。金属棒が５〜６本の小さなカリンバで、その素朴な音色に癒されました。鍵盤には数字とABCが刻印されているので、誰にでも分かりやすく、手に持ってどこでも演奏できるカリンバは、これから小さな子供たちからお年寄りまで、沢山の人々に愛される楽器になるだろうと、確信しました。私が書いたこの本で、カリンバがもっともっと沢山の方々に周知され、人々の心を癒やす楽器になることを心から祈っています。主な掲載曲：きよしこの夜／いざうたえ／ジングルベル／アメージング・グレイス／あら野のはてに／ひいらぎ飾ろう／楽しいね／どじょっこふなっこ／あめふり／めだかの学校／夜汽車／ゆかいな牧場／アルプス一万尺／アビニヨンの橋の上で／旅愁／蛍の光／ミッキーマウスマーチ／勇気リンリン／川の流れのように／ひだまりの詩／星影のエール／カノン…他