このテキストはベースの可能性を追求した内容となってます。ベースは本来アンサンブル楽器なのですが、曲によってはメロディーを弾く事があります。しかし、ほとんどの場合は単音での演奏になります。ギターは構造上コードテンションを含め表現力を発揮できる楽器ですが、ベースは基本４本弦なので、コードを弾くには低音が濁るため、せいぜい３和音を選択します。しかし、ベースにしか出せないような表現方法もあり、メロディーに対してコードがどのようにアレンジされているかを知るには、今回のテキストが役に立つと考えました。１〜12曲はメロディーとコード音を組み合わせてアレンジしてみました。13、14曲に関してはコード弾きの練習になっています。ベースでの可能性に少しでも、プラスになっていただければ幸いです。

掲載曲：Stella By Starlight／Danny Boy／But Not For Me／Amazing Grace／Love Letters／Someday MyPrince Will Come／Tea For Two／Embraceable You／Yardbird Suite／My Foolish Heart／All The ThingsYou Are／Someone To Watch Over Me／Fly Me To The Moonと同じコード進行でコード弾き＋ウォーキングベース奏法／Wave と同じコード進行でボサノバ奏法