商品番号 | 50742 | |
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著者 | 岳本恭治(著) | |
税込定価 | 1,760円(本体1,600円+消費税160円) | |
判型 | B5 | |
ページ数 | 80 | |
発行日 | 2015年6月20日 初版 | |
分類 | 書籍 | |
対象楽器 | ピアノ | |
付属物 | ||
ISBNコード | 4-88371-695-3 |
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JANコード | 4532679507420 |
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書籍JAN上段 | 9784883716951 |
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書籍JAN下段 | 1920073016007 |
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在庫 | あり |
本書は、「ピアノ・脱力奏法ガイドブック Vol.1」〈理論と練習方法〉の続編で、チェルニー30番をテキストとした実践的なテクニックを学ぶためのガイドブックとなっています。なぜ、チェルニー30番を使うのでしょうか? それにはいくつかの理由があります。
@脱力奏法での、「入力」と「脱力」のメカニズムを習得するためには、30番のようにほとんどの曲が同じ音型を繰
り返すドリル型の練習曲が適しています。100番、110番、40番、50番でも同様な練習曲が多くありますが、同じ 音型だけではなく数種類のテクニックの混合の曲が多く見られます。また、60番もドリル型の練習曲ですが、か なり難易度が高いので、30番を習得した後に練習することをお勧めします。
A曲の途中で極端なテンポの変更がないので、脱力奏法の要となる「拍子感」をしっかりと感じることができま す。複雑な拍子がないこともトレーニングに適しています。
Bオクターブが登場しないので、手の小さい人が無理に手を開いて打鍵することがありません。脱力奏法の初歩 の段階では手を大きく開いたままにするのは、禁物です。
C「ブルグミュラー・25の練習曲」、「ソナチネアルバム」、「バッハ・インヴェンションとシンフォニア」同様、広く親 しまれ、多くの人が練習する教材です。指導者の立場からもしっかりと脱力奏法の指導法を身につけることが出 来ます。
30曲それぞれ「脱力用のアナリーゼ」を行い、「脱力用のトレーニング」を確実に身につけることが出来ます。是非、「ピアノ・脱力奏法ガイドブック Vol.1」〈理論と練習方法〉と合わせてお使い下さい。