最近では、普通のピアノ教室でも幅広くリトミックのレッスンが行われるようになり、とても小さいお子様がレッスンに通われるようになりました。これまでも小さい子のためのテキストをたくさん作ってきましたが、１才からのレッスンにおいては、もっと楽しくてわくわくするようなテキストを作りたいということでこのシリーズができました。個人差はありますが、３才前後でピアノに入る場合は、導入の一手段として多くの場合、色音符を使用します。しかしあまり早く色音符を教え過ぎると、本来の色そのものよりも、音符の名前として印象づけてしまうため、まだ色をしっかり覚えていない時は、まず色をきちんと教えることが重要であると考えて色音符のもう一つ前の段階として色のおけいこのテキストを作ることになりました。具体的には、私がレッスンの中で色画用紙を切って、おえかき帳に貼っていたことをテキストの形にまとめました。小さい子が最も喜ぶことの一つは、シールはりです。先生と一緒に各ページを十分に楽しんで、一歩ずつ前進する喜びを味わって下さい。１巻では赤と黄色と緑を習います。